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2022-04-03
現在、断熱性能を比較する上で一番活用されているのがUA値です。(UA値についてはこちら)
海外先進国の住宅の断熱UA値は大体0.4~0.5の間を推移しています。
2022年3月まで23年間最高等級と謳っていた等級4では倍近い0.86が寒冷地を除く基準となっています。
数値が倍ということはエネルギーコストも倍かかっているということで、欧米並みの半分の数値にすればエネルギーも半分で済む…ということになります。
最近(2022年4月)に新設定された断熱等級5でも…
…このくらいです。もう少しですね。
これからの時代、せめて欧米並みくらいまでにはしたいところです。
国土交通省が上位等級上回る等級の水準案として民間基準のHEAT20についてはこちら